【学術的根拠に基づいた】ほんとうに頭がよくなる世界最高の子ども英語

世界最高の子ども英語 まとめ 幼児英語




こんにちは!

本日は斎藤淳 著「ほんとうに頭がよくなる世界最高の子ども英語」を紹介します。

斎藤氏はJ PREP斉藤塾代表/元イェール大学助教授で、帰国後、中高生向け英語塾を起業。
「第二言語習得理論(SLA)」の知見を最大限に活かした効率的カリキュラムが口コミで広がり、わずか数年で生徒数はのべ3,000人を突破。入塾希望者が後を絶たないそうです。

本書は、応用言語学、脳科学、教育心理学など科学的根拠に基づいたメソッドで、“英語ペラペラ”だけでおわらない「学習法&環境づくり」を教えてくれます。

英語の基本的な学び方

本書で紹介されているのは、「第二言語習得理論 Second Language Acquisition(以下、SLA)」という理論に基づいたメソッドです。SLAは、どのように第二言語をどのように習得するかを科学的に研究する学問分野のことです。

このSLAに基づいた勉強法を継続すれば非ネイティブでも、ほぼ確実に英語をマスターできるそうです。

基本的な学び方としては

①文字ではなく、音から学ぶ
②断片ではなく、かたまりで学ぶ
③英語は、英語で学ぶ

という姿勢です。

文字ではなく、音から学ぶ

各アルファベットに対応する音を学ぶ「フォニックス」を勉強すると、その後の勉強効率がいっきに上ります。

フォニックスを勉強すれば、文字として認識したものを音に変換することができるからです。そして、これが「自分は英語が読めるんだ!」という自信につながり、自ら学ぶ子に育ってくれるのです。

断片ではなく、かたまりで学ぶ

テレビのイラスト

小さい子に対して、英文法から勉強するのはお勧めしません

日本の教育では「be動詞」「不定詞」「英単語」などを、断片的に切り取って学ぶことが多く、テストではパズルゲームのように文法を当てはめる構造です。

しかしこれでは、英語を’’解読’’しているにすぎないのです。

かたまりで学ぶためには、「映像」を使うのが効果的です。

映像で学ぶことにより、状況が把握できるからです。

英語をかたまりで何度も触れることで、過去形や現在系のルールを自分で見つけることができます。

英語は、英語で学ぶ

英語を勉強する女の子のイラスト

「英語は、英語で学ぶ」といっても、英語のシャワーを浴びせればいいというわけではありません。英語だけを学び、英語嫌いになってしまっては元も子もありません。

子どもが英語好きに育つためには、興味のある分野で英語を学ばせることです。

例えば、英語で解説されるサッカーやファッション・ゲーム攻略のYouTubeをみせるなど、子どもがのめり込めるコンテンツを用意しましょう。

知らない単語がでてきても、ある程度推測して理解することができるようになります。

時期別の学習法

SLAにはそれぞれの時期に適した学び方の指標があります。
しかし、大前提として子どもにとって、
・レベルに合ったコンテンツか
・興味のあるコンテンツか

が重要です。

もし、SLAの指標から手遅れだと感じても、何歳でもキャッチアップは可能です。年齢が上がるにつれに論理的思考力も上がるので、小さい子が長い時間かけて勉強したことを短期間で学ぶことができるからです。

指標は指標として、我が子に合わせた教材を選んであげてください。

本書では、細かく年齢別におすすめの教材を教えてくれていますが、ここではおおまかな学習法をお伝えします。

 3-4歳

英語が大好きになる環境づくりを心がけ、勉強でなく「遊び」を意識します。

こんなことをしてみよう!
・ゲーム性のあるアクティビティ
・英語の声掛け
・親の声で絵本を読み聞かせ
・ゲームやテレビ番組を一緒に楽しむ

4-5歳

アルファベットチャート

音への感受性が高まる時期です。フォニックスを体験しましょう。

口元が映っている映像教材がおすすめで、必ず一緒に発音することが大切です。

また、フォニックスが定着してきたら、徐々に音と文字がつながるように、英語が目に飛び込むようにしてあげると良いでしょう。

こんなことをしてみよう!
・YouTubeで「phonics」と検索し動画をまねる
・英語が目にとびこむ部屋をつくる

5-6歳

英語にも「文字」があると気づかせる時期です。

音から学ぶ姿勢はそのままに、徐々に「読み」「書き」もスタートします。

こんなことをしてみよう!
・お絵かきの延長線上でアルファベットを書く
・サイトワーズを学ぶ
・大文字・小文字を学ぶ
・ピクチャーディクショナリーをプレゼントする
サイトワーズとは、フォニックスの規則に当てはまらない音を発する例外の単語です。基本的には丸暗記ですが、’’ボックスから単語を出して読めたら勝ち’’というようなゲームで遊んでみましょう。

7-8歳

これまで「楽しむ」に重点を置いてきましたが、「学ぶ」環境づくりをしていきます。

こんなことをしてみよう!
・フォニックスゲームをする
・本を読む習慣をつける
・ネイティブの音声のあとにリピーティングする

9-10歳

辞典を読む子供のイラスト

「自分」が出てきて、親の出番が少なくなってくる時期です。

自分で学ぶ環境をつくりましょう。

こんなことをしてみよう!
・YouTubeKidsやNetflixのキッズセクションを利用する
・英語日記をつける
・モチベーションとなる英語のロールモデルを見つける

10歳以降

10歳以降からは、母国語で散らかった英語脳を補強していきます。10歳を過ぎると論理的思考力はぐんと伸びます。母国語で文法を学び、これまでのなんとなくのルールを明示してあげましょう。

英語が嫌いになりやすいので、海外旅行やホストファミリーの経験をさせてあげるのも良いでしょう。

また中学生以降はシャドーイングがおすすめです。映像とセットになっているものは、口の形を真似しやすいです。

まとめ

・英語は、音から、かたまりで、英語で学ぶ
・SLAにはそれぞれの時期に合わせた学習指標がある
・あくまでも指標なので、子どものレベルに合わせた教材を
本書では、おすすめのコンテンツや学習教材、おすすめのゲームなど具体的な例がたくさん紹介されています。また、10歳以降の学び方・各時期に合わせた学習法についてもより具体的に掲載されているので、詳しく知りたい方はぜひ購入してみてください。
本書の内容は…
・なぜ英語が「本当に賢い子」を育てるのか
・英語で「遊んで」好きになる
・英語が「気になる耳」になる
・英語にも「文字」があると気づく
・英語の「音と文字」を結びつける
・英語で「コンテンツ」を楽しむ
・英語にも「ルール」があると理解する
・英語の「全文法」をマスターする
・英語で「知性と教養」を磨く
・「世界で通用する人」とは?



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