こんにちは!
本日は竹内エリカ氏 著「女の子の一生を決める0歳から6歳までの育て方」を紹介します。
竹内氏は日本キッズコーチング協会理事長であり、20年にわたり子供の心理・教育について研究し、約7500人もの子供たちを指導してきたそうです。
その経験から女の子と男の子には異なる性質があり、育てるポイントも違うということが分かったそうです。
「女の子」とはこういう生き物
女の子を育てる7つのステップ
まずは感性を育むことから始まり、段階的に1歳ずつステップを踏みながら想像力や自己肯定感を育てていきます。それぞれの年齢で焦らず子供が身に着けていけるように対応していきましょう。
1歳:「自主性」を育てる
2歳:「想像力」を育てる
3歳:「依存しない力」を育てる
4歳:「問題解決能力」を育てる
5歳:「上手に自己主張する力」を育てる
6歳:「自己肯定感」を育てる
0歳:「感性」を育てる
0歳は感性を養う段階です。感性を育てるには、様々な色彩・質感・音楽・自然にふれさせましょう。また、ふれあいが愛情の基礎を育むため、コミュニケーションをしっかりとりましょう。
□優しく子守唄を歌う
□スキンシップをたくさんする
□色彩豊かで、様々な質感のおもちゃを与える
□自然にたくさん触れ合わせる
1歳:「自主性」を育てる
1歳は「自主性」を育てる段階です。この時期は「実験期」と呼ばれ、たくさんのいたずらを繰り返し、身をもって世の中の仕組みを理解します。コミュケーションを大事にする女の子は、ママに「ダメ!」と言われると忠実に守り、大切な実験をせずに成長してしまいます。本当に危険なこと以外は、なんでも体験させ、たくましさや適応能力を養いましょう。
また、女の子は大人の真似が得意で、すぐに歩き出してしまいますが、ハイハイは体を鍛えるのに効果的。大人も一緒にハイハイして遊び、たくさんハイハイをさせてあげましょう。
□体を強くするために「ハイハイ」をたくさんさせる
□興味を持ったらなんでもやらせる
□厳しいしつけはまだ早い
□自由にやらせて、見守る
□小さな変化を褒める
2歳:「想像力」を育てる
2歳は「想像力」を鍛える段階。この時期に歌やお絵かき、ごっこ遊びなどたくさんして想像力を育てると、人の気持ちがわかる優しい子に育ちます。
□自然の美しさや、本物の芸術に触れさせる
□お絵かきや折り紙を自由にやらせる
□おしゃべりに付き合う
□絵本を読み聞かせる
□1日30分は子供としっかり向き合う
3歳:「依存しない力」を育てる
3歳は「依存しない力」を育てる段階です。女の子は、指示された通りい動いたり、人から教えてもらいながらやる傾向があります。そのため、過度に手伝いすぎたり、教えたりしすぎると、人に依存する癖がついてしまいます。子供が自分で考えやってみる経験をたくさん積ませましょう。
□「あなたならできる」と信じてあげる
□叱るのは1日3回と決める
□お手伝いをさせる
□「ありがとう」「助かったわ」など声をかけ、やる気を出させる
□他の子と比べない
4歳:「問題解決能力」を育てる
4歳は「問題解決能力」を育てる段階です。この頃になると、だだをこねたり、感情を爆発させたり、逆に抑圧したりする時期です。女の子は感情に左右されやすいので、感情をコントロールする力・具体的な問題の解決方法を教えてあげましょう。
□「どうしたい?」と具体的な行動を考えさせる
□「教えて」「手伝って」という言葉を教える
□「ダメ」ではなく「どうすべきか」を教える
□「いつもあなたの味方よ」と伝える
5歳:「上手に自己主張する力」を育てる
5歳は「上手に自己主張をする力」を育てる段階です。女の子は協調性が高く、お友達と仲良くしたい気持ちが強いため、気持ちを押し殺してしまう傾向があります。一人ひとりが違う価値観を持っていることを理解させるため、協力して助け合う経験をさせましょう。また、辛い経験や頑張った経験をさせることで、人をいたわりうまく自己主張する力が育ちます。
□ごっこ遊びや絵本で「思いやり」を学ばせる
□自分の気持ちを伝えさせる
□「いい子ね」と言いすぎず「失敗してもいいんだよ」と伝える
□歌やダンスなどで感情を発散させる
□小さな喧嘩や、できないことは手伝わず見守る
6歳:「自己肯定感」を育てる
6歳は「自己肯定感」を育てる段階です。女の子は、優しさを見せながらも、気の強さや強情さも併せ持ち、複雑で不安な気持ちを抱きやすいです。自分はありのままで良いのだということを教え、安心感と自信を育ててあげましょう。
□「いい子でも悪い子でもあなたが大好きよ」と伝える
□「あなたならできる」と信じる
□子育てに迷ったら、とにかく抱きしめる
まとめ
・コミュニケーション好きで、仲良くしたい気持ちがあるので、自分の意思をうまく伝えられない時がある。
・優しい気持ちと、うまく自己主張する気持ちを育てることが大切。
今回ご紹介したものは、概要になります。本書では、子供の行動や言動に対して、より具体的な対処法が記載されておりますので、詳しくはご購入ください。
コメント