【子どもの才能は遺伝】小児科医のぼくが伝えたい最高の子育て

最高の子育て まとめ 子育て論




こんにちは!

本日は高橋孝雄氏 著「小児科医のぼくが伝えたい最高の子育て」をご紹介します。

高橋氏は、慶應義塾大学医学部 小児科主任教授、日本小児科学会会長として、36年間小児科の診察を行ってきたベテランの先生です。

彼の経験に基づく納得の子育て論は、多くの反響を呼び、様々なメディアから取材を受けたそうです。

それでは内容を見ていきましょう。

 子どもの才能は遺伝で決まる

脳のイラスト

生まれた子どもが両親とかけ離れた才能を持っていることを「トンビがタカを産む」と言いますが、実はこれは遺伝的にはありえない話です。

ではなぜ、こうした状況が起こることがあるのか?それは、実はママやパパも才能を持っていたけれども、それを発揮する環境が整っていなかっただけなのです。

背の高さや、お酒の強さ、残念ながら運動神経の善し悪しも遺伝の影響で決まります。

しかし、安心してください。
遺伝子は変わらないけれども、進化をする「余白」はみんな持っています。

人類の歴史をさかのぼっても、遺伝子そのものの構造は変わっていませんが、限りなく時間をかけて進化できる’’ゆとり’’があるのです。

その’’ゆとり’’こそが「個性」であり「才能」です。個性を信じてあげることが、最強の育児になるのです。

天才やトップアスリートはどうなの?

スケート選手のイラスト

ノーベル賞を受賞するような科学者や、オリンピックで金メダルをとるようなトップアスリートの場合はどうでしょうか。これも、脳や筋肉をつくる遺伝子の構造は普通の人とかわらないのです。ただ、その「余白」の中で、素敵な方向に振れたということです。

例えば、羽生結弦選手の場合、運動神経やリズム感の良い遺伝子があり、そこでたまたま5歳でスケートを習い、たまたま良いコーチに恵まれ、たまたま経済的な家庭に生まれたことで、その余白を最大限に良い方向へ振ることができたのです。

苦手な方向に振れている場合は、環境要因で戻そうとしても「普通」になるだけです。

であれば、得意なことを伸ばしてあげることが最適な育児なのです。

苦手なことは、工夫して乗り越える

「遺伝だから仕方がない」と、あきらめるのではなく、工夫して子どもに合ったやりかたを見つけてあげてください。

例えば、文字を書くのが苦手なら、今はipadでも勉強はできるし、読むのが苦手なら、先にお母さんが読んであげてリピートさせるなどです。

ある医学部教授は、読み書きが極端に苦手という障害をもっていましたが、大量の書類を秘書に読ませ承知したらサインをするというやり方で、問題を解決していました。その結果、ある難病を克服するための遺伝子を発見するという素晴らしい結果を残しました。

このように、苦手は工夫次第で乗り越えることができます。弱点に気を取られることなく、得意なことを伸ばす。これが大切なことです。

「共感力・意思決定力・自己肯定感」を育てる

ダンスのイラスト

そのために、親ができることは「共感力・意思決定力・自己肯定感」の3つの力を育ててあげることです。

①共感力…誰かの気持ちに寄り添える力
②意思決定力…自分の意志で物事を決める力
③自己肯定感…自分は自分で良いと思える力

これを育てることで子どもは、他人を思いやり、自分に自信をもって、物事を達成できる幸せな人生を送ることができます。

そのためには、他人と比較することなく、小さなことでも褒めること。ネガティブな言葉でなく、ポジティブな言い方に変えること。

そして大事なのは、お母さん自身も自己肯定感をもつこと。

育児で後悔したくないと思い詰めたり、あの時こうしてれば良かったと沈んだりしていたら、子どももきっと不安な気持ちになります。

お母さんがいつも笑顔で「生まれてきてくれてありがとう」という気持ちでいれば、子どもの自己肯定感も自然と育まれていくのです。

育児の不安、子どもに任せれば大丈夫

子どもの個性を尊重し、親子の自己固定感を高めるためには、親はリラックスして子どもを見守ることです。

お母さんは「理想の母親」を追い求めすぎないでください。

母乳が出なければミルクでも良いし、離乳食だって市販品を買ったって良い。お母さんが楽な方法を選べばよいのです。

早期教育に熱心になりすぎて、子どもに無理をさせてませんか。早期教育は人より早くできるようになるだけで、ほとんど意味がありません。

能力や性格は遺伝子的要因が大きいのです。だからこそ、子どもがやりたいと言ったことをたくさん経験させてあげて、才能の開花をゆっくり待ってあげましょう。

まとめ

・能力は遺伝的要因で決まる。
・遺伝子構造はみんな同じだが、進化する余白があり、それが個性=才能。
・得意を伸ばし、環境が整えば、天才にだってなれる。
・共感力・意思決定力・自己肯定感を育てれば子供は幸せになれる。
・そのためには、親自身も自己肯定感を高める必要がある。
・親はリラックスして、子どもを見守るだけで大丈夫。
本書では、著者の医師としてのアドバイス・肩の重荷がふっと軽くなるような言葉がたくさん載っています。
他にも
・日本の義務教育は質が高い
・食べ物で頭が良くなることはない
・子どもは皆才能のシグナルを出している
・親の育児不安が自己肯定感を下げる
・意思決定は2歳から始まる
・共感力を育てる上手な言葉かけ
・子どもが心を開いてくれるコツ
・病児との出会いで教えてもらったこと
などが掲載されています。詳しく知りたい方はぜひご購入ください。



コメント

タイトルとURLをコピーしました