【子どもとスマホの付き合い方】スマホに負けない子育てのススメ

スマホに負けない子育て まとめ 子育て論


こんにちは!

本日は諸富祥彦 著「スマホに負けない子育てのススメ」を紹介します。

著者の諸富氏によると、スマホの使用が子どもにどんな影響を与えるのかわかっておらず、とくに発達途上の乳幼児に与える影響は未知数だそうです。

他方で、学力の低下やトラブルの原因になるというケースも報告されており、本書ではスマホに関わるトラブルのアドバイスが具体的に記されています。

スマホので起こる問題

有害な情報から子供を守る親のイラスト

スマホは情報を調べたり、アプリで勉強できたりと素晴らしい面もありますが、他方で多くの問題を生み出しています。

スマホで起きる問題は以下のようなものが多いです。

①スマホ依存
②学力低下
③人間関係のトラブル
④ネットいじめ
⑤犯罪などの被害やトラブル
⑥自分で考える力の喪失

今や子どもの反抗期が激しくなる原因の第一位がスマホによるものです。
スマホ依存の彼らから、スマホを取り上げようとすると口答えをしたり暴力をふるったりするようになるのです。

また学力の低下に関しては、1時間以上スマホを使用すると学力が下がるというデータがあります。そしてさらに顕著なのが、LINEの使用時間と比例して学力も低下することです。しかも、LINEを絶ったとしても、以前LINEを長時間使用していた場合、集中力そのものが低下しているため、効果がないそうです。

また、スマホでスピーディにさまざまな情報に触れていると、思考のスパンが短くなり自分で考えることをしなくなってしまうという弊害があります。

乳幼児にスマホを使わせるリスク

川の字に寝る家族のイラスト

日本小児科医会は、スマホが普及してから「スマホに子守をさせないで!」というキャンペーンを打ち出しています。その理由として下記があげられます。

・ムズかる赤ちゃんにスマホで対応すると育ちを歪める可能性がある
・親がスマホに夢中だと、赤ちゃんの安全に気配りできない
・親子の会話や体験が失われる
・赤ちゃんと目と目を合わせ、会話することで愛着が生まれる
そして、2歳まではメディア(スマホを含む)を控えるように推奨しています。

子どもとスマホの付き合い方

スマホは常習性・依存性が高いものです。買い与える前に、親子でのルール作りが必須になります。

ポイントは以下のとおりです。

①1日の使用時間を決める
②LINEを使用するか決める
③有害サイトへのアクセスを防ぐフィルタリングを使用する

スマホ18の約束

全世界で話題となった「スマホ18の約束」というものがあります。

これは、アメリカのボストンに住むグレゴリー・ホフマン君がスマホをプレゼントしてもらったときに、母親のジャネルさんが「スマホ18の約束」を一緒に手紙で入れたものです。

1.これは私の携帯です。私が払いました。あなたに貸しているものです。私ってやさしいでしょ?

2.パスワードはかならず私に報告すること。

3. これは「電話」です、鳴ったら必ず出ること。礼儀良く「こんにちは」と言いなさい。発信者が「ママ」か「パパ」だったら必ず出ること。絶対に。

4. 学校がある日は7:30pmに携帯を私に返却します。週末は9:00pmに返却します。携帯は次の朝の7:30amまで電源オフになります。友達の親が直接出る固定電話に電話出来ないような相手ならその人には電話もSMSもしないこと。自分の直感を信じて、他の家族も尊重しなさい。

5. iPhoneはあなたと一緒に学校には行けません。SMSをする子とは直接お話しなさい。話すことは人生のスキルです。注:半日登校、修学旅行や学校外活動は各自検討します。

6.万が一トイレや床に落としたり、無くしたり、破損させた場合はの修理費用は自己負担です。家の芝生を刈ったり、ベビーシッターをしたり、お年玉でカバーしてください。こういうことは必ず起こります、準備しておいたほうがいいでしょう。

7.このテクノロジーを使って嘘をついたり、人を馬鹿にしたりしないこと。人を傷つけるような会話に参加しないこと。人のためになることを第一に考え、喧嘩に参加しないこと。

8.人に面と向かって言えないようなことをこの携帯を使ってSMSやメールでしないこと。

9.友達の親の前で言えないようなことをSMSやメールでしないこと。自己規制してください。

10. ポルノ禁止。私とシェアできるような情報をウェブで検索してください。質問などがあれば誰かに聞きなさい。なるべく私かお父さんに聞いてね。

11. 公共の場では消すなり、サイレントモードにすること。特にレストラン、映画館や他の人間と話す時はそうしてください。あなたは失礼なことをしない子です、iPhoneがそれを変えてはいけません。

12.他の人にあなたの大事な所の写真を送ったり、貰ったりしては行けません。笑わないで。あなたの高知能でもそういうことがしたくなる時期がやってきます。とてもリスキーなことだし、あなたの青春時代・大学時代・社会人時代を壊してしまう可能性だってあるのよ。よくない考えです。インターネットはあなたより巨大で強いのよ。これほどの規模のものを消すのは難しいし、風評を消すのも尚更難しい。

13.写真やビデオを膨大に撮らないこと。すべてを収録する必要はありません。人生経験を肌身で体験してください。すべてはあなたの記憶に収録されます。

14.ときどき家に携帯を置いて出かけてください。そしてその選択に自信を持ってください。携帯は生きものじゃないし、あなたの一部でもありません。携帯なしで生活することを覚えてください。流行に流されない、FOMO(自分だけが取り残されるていると思ってしまう不安感)を気にしない器の男になってください。

15.新しい音楽、クラシック音楽、あるいは全員が聞いている音楽とは違う音楽をダウンロードしてください。あなたの世代は史上もっとも音楽にアクセスできる世代なのよ。この特別な時代を活用してください。あなたの視野を広げてください。

16.ときどきワードゲームやパズルや知能ゲームで遊んでください。

17.上を向いて歩いてください。あなたの周りの世界を良く見てください。窓から外を覗いてください。鳥の鳴き声を聞いてください。知らない人と会話をもってみてください。グーグル検索なしで考えてみてください。

18.あなたは失敗する。そのときはこの携帯をあなたから奪います。その失敗について私と話し合います。また一からスタートします。あなたと私はいつも何かを学んでいる。私はあなたのチームメイトです。一緒に答えを出して行きましょう。

ぜひ参考にして、子どもとスマホのルール作りに活かしてみてください。

スマホのトラブル解決法

我慢するイラスト

スマホで起こる最大の悩みはスマホ依存症です。

スマホを使いすぎる子どもと、それを止めさせようと親の間でトラブルが生じます。

ここで重要なのは、依存状態の子どもからスマホを取り上げないことです。

スマホ依存はアルコール依存やパチンコ依存と同じように、取り上げるとイライラを増長させててしまうのです。

親子でどうしようもないときは、速やかに第三者(カウンセラー)を利用することをお勧めします。

カウンセラーは両社の意見を聞き、親子それぞれの心を鎮静させてくれます。

スマホ依存だけでなく、スマホによる交友関係のトラブルに対してもカウンセリングは非常に効果が高いのでぜひ利用してみましょう。

まとめ

・子どもとスマホの関係には、メリットもある反面、依存やいじめなど様々な問題が生じる
・買い与える前に親子でのルール作りが欠かせない
・スマホのトラブルはカウンセラーを利用することがおすすめ。
本書では、スマホ依存・ネットいじめの相談先・被害トラブル解決法など、より具体的なアドバイスが記載されております。他にも、
・スマホで子どもたちは何をしているのか
・スマホをどのくらい使っているの?
・スマホで起こる子育ての悩み
・子供とスマホどうつきあわせる?
・乳幼児にスマホを使わせるリスク
・スマホをめぐるトラブル解決法
・スマホにまけない子育て
掲載されているので詳しくは本書をご覧ください。

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