こんにちは!
息子のお昼寝時間が一回になろうとする過渡期で、なかなか安定したブログ更新の時間がさけなく滞っていたのですが、ようやくお昼寝の時間が定まってきたので、ブログ更新再開です!
本日は、吉中みちる著「赤ちゃんのこうしたい!がわかる 楽しいベビーサイン」を紹介します。
ベビーサインとは、もともとアメリカで誕生し、まだお話ができない赤ちゃんと、手話やジェスチャーを通じて赤ちゃんとの会話を行う育児方法です。言語能力の発達を促す効果もあるそうです。
それでは内容をみてみましょう。
ベビーサインとは
ベビーサインとは、まだ話せない赤ちゃんと、手の動きを使って会話を楽しむ育児法です。
もともとはアメリカで誕生し、リンダ・アクレドロ博士・スーザン・グッドウィン博士によって長年研究されてきました。
きっかけは、アクレドロ博士の娘が、庭のバラの花をクンクンと匂いを嗅ぐしぐさをしたことです。それから、積極的にジェスチャーを教え、まだうまく話せない娘と豊かなコミュニケーションを図ることができたそうです。
また、この二人の博士はベビーサインの言葉の発達がどのような影響を与えるか、研究しました。すると、言葉の発達を促し、コミュニケーション能力に好影響を与えることを証明したそうです。
ベビーサインのメリット
①赤ちゃんの要求がわかり、育児が楽になる
赤ちゃんが何か伝えたくて泣いている時は、赤ちゃんにとってもママにとってもフラストレーションがたまります。ベニーサインがあれば、「食べたい」「お腹が痛い」など不快感や体調の変化にも気づくことができ、赤ちゃんの健康維持にも役立ちます。
②赤ちゃんとの世界を共有でき、楽しんで育児ができる
まだ話せない赤ちゃんでも、ベビーサインを使って、ママに質問したり、気づいたことを教えてくれるようになります。赤ちゃんが何に興味を持っているのか、楽しい発見があります。
③話し言葉の語彙が豊富になる
ベビーサインをしていた赤ちゃんは、話し始めたときに使える語彙が豊富であるという研究結果があります。また、2歳の時点の調査では、長い文章で話すことも得意であるという研究結果もあります。
ベビーサインのやり方
本書では、様々なベビーサインが紹介されていますが、今回は実践しやすいおすすめのベビーサインを紹介します。
いつから始めるのか
大体、お座りができる頃が目安です。
ねんねのときから始めても構いませんが、反応が返ってくるのに時間がかかます。
おすすめベビーサイン
①ミルク・おっぱい
片手をグーパーします。
授乳の度に、「さあ、おっぱい(ミルク)飲もう!」とサインをみせてあげましょう。
②もっと
すぼめた両手の指先をトントン触れ合わせます。
離乳食のときに、赤ちゃんがごはんを飲み込んだタイミングで「もっと食べたい?」と聞きながらサインをします。
③ねんね
両手のひらを合わせてほっぺにあてます。
「これから寝ようね」と言いながら見せてあげましょう。覚えると、眠くなっとときに伝えてくれることがあります。
まとめ
本書では、他にも
「オムツを替える」「痛い」「食べる」などの生理的欲求を示すものから、
「嬉しい」「大好き」「楽しい」などの感情表現、
「リンゴ」「木」「太陽」などの単語など語彙を増やして、絵本を楽しく読んだり歌を歌ったりする方法も記載されています。
赤ちゃんの要求を知り、意思疎通をしながら楽しんで育児をしたい!という方にとってもおすすめの本です。詳しく知りたい方は、ぜひご購入ください。
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